二宮和也さんが主演を務めた映画『ラーゲリより愛を込めて』。
実話をもとにして造られた作品ということで、昔の日本にはこんなことが起きていたのだと色々と考えさせられる作品です。
物語はシベリアでのシーンを多く占めていますが、日本・海外どちらで撮影されたものなのか気になりますよね。
本記事では、『ラーゲリより愛を込めて』のロケ地についてまとめてみました。
『ラーゲリより愛を込めて』ロケ地・撮影場所
ワープステーション江戸 近現代エリア
1945年、襲撃を受けた満州 ハルビンの街並みは
ワープステーション江戸の近現代エリアにて撮影されました

茨城県つくばみらい市に広がる撮影専用施設ワープステーション江戸。
江戸時代とはじめ、近代エリアまでの街並みのセットがありドラマや映画などのロケ地となっています。
住所:茨城県つくばみらい市南太田1176
旧石川組製糸西洋館
山本幡男(二宮和也)、モジミ(北川景子)、こどもたちが食事をしていた結婚式場は
旧石川組製糸西洋館にて撮影されました

埼玉県入間市に佇む美しい洋館、旧石川組製糸西洋館。
1921年(大正10年)に石川組製糸の創業者・石川幾太郎氏が、アメリカの貿易商を迎えるための迎賓館として建てた木造の洋風建築です。

住所:埼玉県入間市河原町13−13
苗場スキー場
日本軍が収容されていたシベリアの強制収容所(ラーゲリ)のロケ地は
新潟県南魚沼郡にある苗場スキー場のグリーンステージ付近でした
苗場スキー場にて収容所の門や建物のセットを目撃した方の投稿
住所:新潟県南魚沼郡湯沢町三国202
後藤織物の前
モジミ(北川景子)がこどもたちと荷車を引いて魚を売っていたきた島根県隠岐島の街並み
モジミが坂口に「あの人は必ず帰ってきます」と話をしていた場所は
後藤織物の前でした
住所:群馬県桐生市東1丁目11−35
小湊鉄道 里見駅 木造貨車
日本軍たちの貨車で移動シーン・ダモイ寸前で下車させられたシーンは
小湊鉄道 里見駅にある木造貨車が使用されました

住所: 千葉県市原市平野
わたらせ渓谷鐵道足尾駅
ダモイ寸前で下車させられた場所は
わたらせ渓谷鐵道足尾駅でした
側線を縁取る白樺にシベリアの風情を感じられることが、ロケ地の決め手となったようです。
住所:栃木県日光市足尾町掛水6−6
旧上岡小学校
モジミが生徒に赴任挨拶をしていた小学校のシーンは
旧上岡小学校にて撮影されました

住所:茨城県久慈郡大子町上岡957−3
岡本桟橋(原岡桟橋)
モジミが「山本幡男は知りませんか」と、
帰国してきた日本軍たちに尋ねていた舞鶴の引き揚げ港のロケ地は
岡本桟橋(原岡桟橋) にて撮影されました

千葉県南房総市の原岡海岸〜多田良北浜海岸間にある岡本桟橋(原岡桟橋)。
全国でも数少ない木製の海桟橋で、昭和レトロを感じさせるノスタルジックな佇まいが魅力的で人気のスポットとなっています。

住所: 千葉県南房総市富浦町原岡210−1
鹿島海軍航空隊基地跡
山本が入院していたハバロフスクの病院のシーンは
鹿島海軍航空隊基地跡にて撮影されました

住所:茨城県稲敷郡美浦村大山
流氷観光砕氷船おーろら
日本軍たちが日本へ帰国する船のシーンは
北海道網走市にある流氷観光砕氷船おーろらにて撮影されました

住所:北海道網走市南3条東4丁目5の1
アートグレイス ウエディングコースト 東京ベイ「ブルードア」
2022年、幡男とモジミの息子・顕一が挨拶をしていた結婚式場は
アートグレイス ウエディングコースト 東京ベイの披露宴会場「ブルードア」でした

住所:千葉県浦安市明海5丁目8−2
まとめ
本記事では『ラーゲリより愛を込めて』のロケ地についてまとめました。
日本での撮影でもしっかりとシベリアを感じるロケ地のセレクトやセット技術の素晴らしさに驚きましたね。
再度ロケ地にも注目しながらもう一度完走してみたいと思いました。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。