小栗旬さんが主演を務めた劇場版『信長協奏曲 NOBUNAGA CONCERTO』(2016年)。
テレビドラマでは平均視聴率を12.5%を記録し、完結編として映画化されました。
興行収入はなんと46億円超えという大人気作品です。
織田信長が生きていた戦国時代の様子を現代ではどのような場所で撮影されていたのか気になりますよね。
本記事では映画『信長協奏曲』のロケ地やエキストラ募集情報などをご紹介していきます。

ロケ地は特定出来次第更新していきます
映画『信長協奏曲』ロケ地・撮影場所
映画『信長協奏曲』のロケ地についてご紹介していきます。
彦根城
安土城となったロケ地は
滋賀県彦根市にある彦根城です


門のシーンで使用されたのはこちらの天秤櫓(てんびんやぐら)。


天秤櫓の下は、鐘の丸から天守へと伸びていた尾根を、築城時の縄張りによって大きく断ち切った箇所で「大堀切(おおほりきり)」と言います。
大堀切には橋が架かっていますが、この橋がなければ天秤櫓の高い石垣を登らないと本丸へ侵入できないので、
戦となった際には、この櫓が果たす役割は重要でした。


彦根城は、江戸時代初頭にあたる1604年(慶長9年)、琵琶湖を臨む「彦根山」(現在の滋賀県彦根市金亀町)に、井伊氏(いいし)の領国支配の拠点として築城が開始された平山城(ひらやまじろ:平野の中にある山や丘陵に築かれた城)です
住所:滋賀県彦根市金亀町1−1
姫路城
前項の彦根城に続き、安土城となったロケ地は
兵庫県姫路市本町にある
日本一の名城といわれる世界遺産の名城、姫路城でした


日本には世界遺産に認定されているお城はいくつかありますが、
城郭単体での登録は姫路城だけなのです。
姫路城の大天守の高さは31.5メートルで、江戸時代以前に建造された12の現存天守の中で最も大きい造りです。
住所: 兵庫県姫路市本町68
粟生光明寺
石山本願寺のロケ地となった場所は
京都府長岡京市にある粟生光明寺でした
紅葉の名所として知られ、シーズン中は境内全体が紅葉に包まれています。
モミジのトンネルとなる通称「もみじ参道」が有名です。


住所:京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
ワープステーション江戸
天王寺砦のロケ地となった場所は
茨城県つくばみらい市にあるワープステーション江戸でした


戦国から昭和までの幅広い時代の町並みを再現したオープンセットがある場所。
砦とは、戦国時代、敵等から重要な地点を守るために築かれた構築物で、
高所に見張り台や射場が設けられられています。
『軍師 官兵衛』(主演:岡田准一)
『花燃ゆ』(主演:井上真央)
『仁』(主演:大沢たかお)
『るろうに剣心』(主演:佐藤健)
『永遠の0』(主演:岡田准一)
など
住所: 茨城県つくばみらい市南太田1176
上賀茂神社
敵軍にあっという間に包囲されてしまい
窮地に立たされていた明智光秀(本物の信長)の元に、
サブローが率いる織田軍やが、柴田軍が援軍として向かってくれているという情報が入ったシーンは
京都市にある上賀茂神社にて撮影されました


上賀茂神社は京都でもっとも古い神社であり世界遺産に登録されています。
雷(いかづち)の御神威により、古来より厄除・災難除け・必勝の神として信仰されています。


住所:京都府京都市北区上賀茂本山339
アクセス:北大路駅より徒歩24分
湖南アルプス
サブローたちが明智光秀(本物の信長)を助けるために
石山本願寺兵と戦った場所は
滋賀県大津市にある湖南アルプスでした




住所:滋賀県大津市田上森町
随心院
本能寺の変のシーンにて本能寺の外観のロケ地となったお寺
・明智光秀(本物の信長)がサブローを逃したシーン
・羽柴秀吉が明智光秀(本物の信長)を討ったシーン
は、京都市にある随心院にて撮影されました


本能寺の変のお寺が燃え上がるシーンは、
静岡県伊豆の国のオープンセットに建造された本能寺を、消防隊待機の中で本当に燃やして撮影されたそうです。
住所:京都府京都市山科区小野御霊町35
マイアミ浜オートキャンプ場
前田利家(藤ヶ谷太輔)が
「織田信長が明智光秀に暗殺された」と柴田勝家(髙嶋政宏)に伝えるシーン
は琵琶湖畔にあるマイアミ浜オートキャンプ場にて撮影されました


琵琶湖の湖畔に広がるとても自然豊かなロケーションで、
雄大な景色の中、アウトドアを満喫することができるキャンプ場です。
住所:滋賀県野洲市吉川3326−1
油日神社
サブローが帰蝶を連れ神社に逃げてきたシーン。
サブローと帰蝶が身を隠し夫婦の絆を確かめ合った神社は
滋賀県甲賀市にある油日神社にて撮影されました


油日神社は 六国史の日本三代実録に
元慶元年(877)12月3日「授近江國正六位上油日神從五位下」という記述がされていることから、
元慶元年(877)以前の創立ということがわかっています。
これまで数々の映画・ドラマ作品に登場しています。
『大奥』(主演:堺雅人)
『平清盛』(主演:松平健)
『女信長』(主演:天海祐希)
『ごちそうさん』(主演:杏)
『わろてんか』(主演:葵わかな)
など
住所:滋賀県甲賀市甲賀町油日1042
アクセス:油日駅 出口より徒歩27分
砥峰高原
物語のクライマックス。
サブローを筆頭とした明智軍と、羽柴秀吉(山田孝之)を筆頭とした秀吉軍が戦った場所。
捕まったサブローが羽柴秀吉に討たれた場所は、
兵庫県神崎郡神河町川上にある砥峰高原(とのみね)でした


西日本有数の約90haに及ぶススキの草原が広がる高原。
春には山焼きを行い、草原一帯を焼くことで、美しい草原が守られています。
秋には一面にススキの穂が波打ち、黄金の海原が見られます。
砥峰高原はこれまで数々の映画・ドラマ作品に登場しています。
『平清盛』(主演:松平健)
『軍師 官兵衛』(主演:岡田准一)
『燃えよ剣』(主演:岡田准一)
『ノルウェイの森』(主演:松山ケンイチ)
など
住所:兵庫県神崎郡神河町川上
アクセス:バス停(川上/兵庫県神河町)徒歩41分
千葉県印西市 曲がった木のある道
サブローが現代へタイムスリップで戻ってきた、
大きな曲がった木のある道は
千葉県印西市中根にある道です


こちらの曲がった木ですが、2016年8月22日の台風の影響により倒木してしまい、
現在は見ることが出来ません。ご注意ください。
住所:千葉県印西市中根
座標:35.810833, 140.188972


エキストラ募集情報
2015/4/13(京都市右京区太秦)
2015年4月13日、京都市右京区太秦にてエキストラを含めた撮影がされました。
日程:2025年4月13日
場所:京都市右京区太秦
設定:クライマックスとなる「本能寺の変」を含めた壮大な戦国絵巻
配役:合戦シーンの兵士役
2015/5/29(茨城県石岡市某所)
2015年5月29日、京都市右京区太秦にてエキストラを含めた撮影がされました。
日程:2025年5月29日
場所:茨城県石岡市某所
配役:兵士役(男性のみ)
まとめ
本記事では、映画『信長協奏曲』のロケ地やエキストラ情報などについてまとめました。
タイムスリップしたサブローが織田信長として生きていた、
戦国時代の日本の様子をあらわすにふさわしい場所が、現代にもたくさんあることに驚きました。



みなさんの聖地巡礼の参考になりましたら幸いです
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

