2025年に公開された広瀬すずさん主演映画『ゆきてかへらぬ』。
実在した人物、長谷川泰子(広瀬すず)・中原中也(木戸大聖)・小林秀雄(岡田将生)の、
後戻りすることのない3人の生き方を表した作品です。
舞台は大正時代といういことで、映像にかなりこだわって撮影されていたことが分かります。
本記事では『ゆきてかへらぬ』のロケ地についてご紹介していきます。
『ゆきてかへらぬ』ロケ地・撮影場所
あじき路地
中原中也(木戸大聖)と長谷川泰子(広瀬すず)が
普段歩いていた京都の街並みは
京都市にあるあじき路地にて撮影されました

あじき路地は,東山区の大黒町通りから西に入る路地。
路地の両側に木造桟瓦葺の長屋が建っています。
住所:京都府京都市東山区大黒町通松原下ル 2丁目山城町284
神戸迎賓館 旧西尾邸
中原中也(木戸大聖)と長谷川泰子(広瀬すず)が食事をしていたレストランは
神戸迎賓館 旧西尾邸にて撮影されました

海と山に囲まれた高台に位置する神戸迎賓館 旧西尾邸は、
1919(大正8)年に貿易商・西尾類蔵が建てた邸宅。
重要文化財に指定されています。
住所: 兵庫県神戸市須磨区離宮西町2丁目4−1
妙心寺
中也と泰子が
ローラースケートをしていたシーンは
京都府京都市にある妙心寺にて撮影されました

住所:京都府京都市右京区花園妙心寺町1
御坂サイフォン橋の下
中也と泰子が話をしていた川辺は、
志染川に架かる御坂サイフォン橋の下でした


住所: 兵庫県三木市志染町御坂205
涸沼

泰子、中也、秀雄の3人でボートに乗っていた湖は
茨城県東茨城郡にある涸沼にて撮影されました

涸沼は、今から約6,000年前、海水面が上昇したため、
入江の出口が川の土砂によってふさがれて形成されたといわれています。
住所:茨城県東茨城郡茨城町中石崎2263
神戸大学 六甲台第1キャンパス 六甲台本館
小林秀雄が大学構内を歩くシーンは
兵庫県にある神戸大学 六甲台第1キャンパス 六甲台本館でした
住所:兵庫県神戸市灘区六甲台町2−1
妙本寺

中也と秀雄が海棠の花の下で語っていたシーンは
神奈川県鎌倉市にある妙本寺にて撮影されました

住所:神奈川県鎌倉市大町1丁目15−1
伊豆アニマルキングダムのメリーゴーランド
泰子が楽しそうに射的をし、中也がスケートを楽しんでいるのが印象的なシーン。
泰子、中也、秀雄が訪れた
メリーゴーランドのある場所は
静岡県賀茂郡にある伊豆アニマルキングダムのメリーゴーランド付近にて撮影されました

住所:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
浄智寺
泰子の撮影現場に、中也、秀雄がやってきたシーンは
浄智寺にて撮影されました
最後中也が振り返った場所はこちらの左側

住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1402
小田苅町旧火葬場

中也の葬儀が行われた場所は
滋賀県にある小田苅町旧火葬場でした

小田苅町旧火葬場は1894年(明治27年)に建てられたそうです。
煉瓦造りのこのタイプのものは、日本で最古のものではないかと思われます。
まとめ
本記事では『ゆきてかへらぬ』のロケ地についてご紹介していきました。
まるでその時代で撮影されていたかのような、リアルを表現できる素敵なロケ地ばかりでしたね。

みなさんの聖地巡礼の参考になりましたら幸いです
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。